2016.6.4(土)〜12(日)
蔵知武・透明水彩 迫田岳臣・ガラス 地中海の風に乗って
迫田岳臣さんといえば唐招提寺の国宝・舎利容器の復元作家として有名ですが、
最近は大英博物館のゴールドアカンサス絞碗を制作とガラスへの興味は凄みがあります。
金・銀・プラチナを用いた紋様の高級感は当時、香油瓶に使われました。
紀元前2世紀頃、地中海沿岸でつくられた貴重なガラスです。
地中海とガラス、岡山は最近その風景に似ています。
倉敷芸術科学大学のガラスは、新旧のガラスの世界を切り開いていきます。
蔵知武さんは、その地中海のエッセンスを盛り込んだ風景画を描きます。
岡大特美で学び、インテリアデザインで知事賞など受賞しました。
最近は作品に猫や犬が登場し、背景には地中海の風景が6月の風と共に色鮮やかに描かれます。
4日(土)にオープニングパーティを開きます。期間中は火曜日も営業です。
アンクル岩根